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[PR] 2024.04.26 23:50
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 先月の半ば辺りから、気疲れ気味だったので、ストレス解消にと、先日、以前からマークしていた映画"キサラギ"を見に行きました。

 自殺したC級アイドル"如月ミキ"の一周忌に、彼女のファンサイトを通じて集まった5人の男達。サイト管理人の家元(小栗旬)、追悼会を企画したオダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)、安男(塚地武雄)、スネーク(小出恵介)、イチゴ娘(香川照之)のそれぞれが、彼女の思い出話に花を咲かせ、大いに盛り上がろうとするが、死亡状況が不可解であったことから、「彼女は誰かに殺されたのでは・・・?」と考えだす。そこから、怒涛の推理が始まり、事態は意外な方向に進んでいく・・・。

 以上、簡単なあらすじ。

 率直な感想としては、すごく面白かったです。舞台は密室だし、登場人物は少ないし、キャストは良いしで、完全に僕が大好きなテイストでした。というか、完全に演劇でした。舞台設定も、演出も、演技も。調べてみたら、演劇が原作とのことで、ナルホドといった感じでした。感動や教訓なんて得られませんが、軽快な笑いと、適度なオタク風味が好きな人にはオススメです。ここらでは、シネリーブル博多でしかやってないみたいです。


 この映画を観て改めて思ったのですが、僕は密室劇というものに大きな美学を感じます。"笑いの大学"みたいなのが僕の理想とする演劇像であり、密室にどれだけの必然性、シーンの多彩さを持ち込めるかが、作り手の力量なのだと思っています。低俗で下ネタだらけなのも大好き、むしろ、大好物ですが、やっぱり、みっしつげきみたいなのがつくりたい。。。です。
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劇のチラシ 2007.03.23 19:14

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 もうすぐ卒業だからと、机の上を整理していたところ、あなピグモ捕獲団の「服部の城」、「トレモロとオルタナ」、「素晴らしきこの世界」と、一年生のころの演劇「ハンラン召サルル」、「これからも」のチラシを発掘しました。どれも、僕にとって印象的な芝居で、これらが今の僕の演劇観の基礎ともなっています。

 特に、あなピグモ捕獲団のスタイルというのは、今まで持っていた演劇の先入観を大きく崩し、ストーリー云々や、分かり易さ云々を越える衝撃の強さを教えてくれました。

 あまりにも不条理な演出など、少々、観客を突き放している感もありますが、役者のテンション、音響、照明、映像の効果、変幻自在の舞台、フォーメーションと、どれもが斬新で、特に役者のフォーメーション(2つ以上の会話の同時進行など)は、芸工演劇部も強く影響されていると思います。


 あなピグモ捕獲団が福岡を去って、はや3年。あれ以上の衝撃を与えてくれた劇団は、まだ福岡では見る事ができていませんが、非売れ線系ビーナスの芝居は本当に面白かったです。社会人になっても、彼らの劇は見にいこうと思いました。
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