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突然ですが、最近、映画や本、勉強といった事に費やす時間がかなり大きいです。その分、飲み会など、外部との接触は格段に少なくなっていますが、それはまた後でどうにかしよう。
映画では、「クワイエットルームにようこそ」と「自虐の詩」が当たりでした。
「クワイエットルームにようこそ」は、松尾スズキ監督、内田有紀主演のトラウマ系コメディ。28歳、バツイチ。恋も仕事もうまくいかない崖っぷちフリーライターの明日香(内田)がある日、目を覚ますと、クワイエットルームと呼ばれる精神病院の隔離病棟に収容されていた。周りは明らかに頭のおかしい人達ばかりで、正常な自分が何故収容されているか分からない明日香だが、そこで生活していくうちに自分の心の闇を少しずつ思い出していく、という話。
この映画では、登場人物全員が自分の価値感や考えが絶対だと信じているが、皆少しずつどこかおかしい。それはまるで現実の社会のようであり、見終わった後はなんともいえないブラックな気分になってきます。このモヤモヤ感が舞台人らしくて気持ちが良い。内田有紀、クドカン、蒼井優、役者もみな良かった。あまりにツボにきまくったので、映画の脚本まで買ってしまいました。
「自虐の詩」は、堤幸彦監督、中谷美紀・阿部寛主演の話題作。原作は“日本一泣ける4コママンガ”と評判らしい。元ヤクザ、酒・ギャンブル・暴力に溺れる無職のダメ夫を支えるけなげな妻のハートフルな物語。別にストーリーに捻りはないけど、力技で感動させられた感じ。うん、愛情は素晴らしい。ラブストーリーは嫌いだけど。
ところで、冒頭でも書いたように、最近はあまりに人と会っていないので、来月は少しずつリハビリしようと思います。皆、よろしく。
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